畳のカビは除湿で防げる


畳にカビが出ると、「拭けば落ちるのか」「除湿機を使えば防げるのか」「畳を替えたほうがよいのか」と迷いやすいものです。とくに梅雨時期や雨が続く時期、閉め切った和室、家具を置いたままの部屋では、畳の表面だけでなく畳の下にも湿気がたまりやすくなります。

畳は本来、湿気を吸ったり吐いたりする性質を持つ床材です。ただし、吸える量には限りがあります。室内の湿度が高い状態が続くと、畳が乾く前にまた湿気を吸い込み、カビが出やすい環境になります。つまり、畳のカビ対策は「カビを取ること」だけでなく、「湿気を逃がすこと」まで考える必要があります。

自分で対応しやすいのは、表面にうっすらカビが出ている程度で、畳にふかふかした沈み込みや強いにおいがない場合です。一方で、黒ずみが広い、畳の裏や床板まで湿っている、何度も再発する場合は注意が必要です。判断の基準は、カビの広さ、湿気の原因、畳床の傷み、部屋の換気環境の4つです。


まず湿度を下げることが大切です

畳のカビ対策では、まず室内の湿度を下げることが大切です。カビは湿度が高い状態で増えやすく、湿った畳は乾きにくいため、掃除だけをしても再発することがあります。

目安としては、室内の湿度を50%前後に保つ意識を持つと管理しやすくなります。湿度が60%を超える日が続くと、畳だけでなく押し入れ、壁際、家具の裏にも湿気が残りやすくなります。さらに80%近い状態が続く雨の日や梅雨時期は、窓を開けるだけでは外の湿気を入れてしまうことがあります。

たとえば、雨の日に「換気したほうがよい」と思って窓を開けると、外気の湿度が高い場合は畳がさらに水分を吸います。この場合は、窓を閉めて除湿機やエアコンのドライ機能を使い、扇風機やサーキュレーターで畳表面の空気を動かすほうが効果的です。

湿度計を和室に置くと、感覚ではなく数字で判断できます。畳のカビは見えてから慌てるより、湿度が上がった段階で下げるほうが手間も費用も少なく済みます。


自力でよい場合と相談すべき場合

表面に白っぽいカビや青っぽいカビが少し出ている程度なら、自分で対処できる場合があります。反対に、黒ずみが広がっている、畳を持ち上げると裏までカビている、床板が湿っている場合は、畳店や清掃業者に相談したほうが安心です。

自分で対応しやすいのは、カビの範囲が小さく、畳表の目に沿って軽く付着している状態です。この場合は、いきなり掃除機をかけず、消毒用エタノールなどでカビを処理し、乾燥させてからやさしく取り除く流れが基本になります。作業中はマスクと手袋を使い、窓を開けられる天気なら空気を逃がせる状態にしておくとよいでしょう。

相談したいのは、カビ臭が強い、畳が湿って重い、歩くと沈む、畳の下に黒ずみや腐食があるケースです。ここまで進むと、表面だけをきれいにしても原因が残ります。とくに合板の床板やコンクリート下地の上に敷かれた畳は、湿気が逃げにくいことがあります。

迷ったときは、カビの写真、畳の年数、部屋の使い方、除湿機の有無を整理して相談すると話が早くなります。畳を替えるか、表替えで済むか、下地の確認が必要かを判断しやすくなります。


選び分けは畳の状態で決めます

畳のカビ対策は、軽い掃除、除湿環境の見直し、表替え、新調、床板の補修のどれが必要かを状態で選びます。費用を抑えたいからといって表面だけ処理すると、原因が残って再発することがあります。

軽度のカビなら、エタノール処理と乾燥、日常の除湿で改善できる可能性があります。家具の下や壁際だけに出ているなら、配置を変えたり、すのこを使ったりして空気の通り道をつくる方法もあります。普段から人が出入りする和室より、物置状態の和室のほうが湿気はこもりやすいため、部屋の使い方も見直したいところです。

畳表の傷みや変色がある場合は、表替えが選択肢になります。表面だけでなく畳床まで柔らかい、においが抜けない、カビが裏まで回っている場合は新調を考えます。床板まで傷んでいると、畳を替えても下から湿気が上がるため、床板の補修や素材の見直しが必要です。

判断の決め手は「カビがどこまで進んでいるか」です。表面だけなのか、畳の裏なのか、床板なのかを分けて考えると、無駄な出費を避けやすくなります。


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やってはいけないカビ対処


畳にカビを見つけると、すぐに掃除機をかけたり、水拭きしたりしたくなります。しかし、畳は水分を吸いやすく、目の中に入り込んだカビは扱い方を間違えると広がることがあります。よかれと思ってした掃除が、胞子を部屋に広げたり、畳の内部に湿気を残したりすることもあります。

大切なのは、順番を間違えないことです。畳のカビは「殺菌する」「乾かす」「取り除く」「再発を防ぐ」という流れで進めます。いきなり吸う、強くこする、水を含ませるといった方法は、状態によっては逆効果です。


最初の掃除機は避けましょう

畳にカビが見えている状態で、最初に掃除機をかけるのは避けましょう。掃除機の排気でカビの胞子が部屋に広がるおそれがあり、畳以外の場所に付着する可能性があるためです。

掃除機を使うなら、カビを処理して乾燥させた後が基本です。まずはマスクと手袋を着け、消毒用エタノールを布やキッチンペーパーに含ませて、畳の目に沿って押さえるように処理します。スプレーを直接大量に吹きかけると、畳に水分が入りすぎる場合があるため、使いすぎには注意が必要です。

処理後はしっかり乾かし、残ったカビをやわらかいブラシなどで畳の目に沿って取り除きます。そのあとで、必要に応じて掃除機を弱めに使います。排気が気になる場合は、窓を開けられる晴れた日に行うか、空気清浄機や換気を併用すると安心です。

掃除機は便利ですが、最初に使う道具ではありません。畳のカビは「吸う前に処理する」と覚えておくと失敗を減らせます。


水拭きだけでは再発しやすいです

畳のカビを水拭きだけで済ませるのはおすすめできません。水分が畳に残ると、かえってカビが好む環境をつくってしまうことがあるからです。

畳表は繊維の目が細かく、水を含むと乾くまでに時間がかかります。表面はきれいに見えても、畳の目や内部に湿気が残れば、数日後にまたカビが出ることがあります。とくに梅雨時期や北側の部屋、日当たりの悪い和室では乾燥が追いつかないことがあります。

どうしても拭き取りが必要な場合は、固くしぼった布で軽く拭き、その後に乾いた布で水分を取ります。さらに扇風機やサーキュレーターで風を当て、畳表面と畳の下の湿気を逃がすことが大切です。重曹や洗剤を使う方法も見かけますが、畳に水分が残ったり、素材によっては変色したりする可能性があるため、使う前に目立たない場所で確認したほうがよいでしょう。

水拭きは「汚れを取る」ための方法であり、「湿気を減らす」方法ではありません。カビ対策では、拭いた後の乾燥までを一つの作業として考える必要があります。


雨の日の窓開けは逆効果です

雨の日に窓を開けて換気することは、畳の除湿には逆効果になる場合があります。外の湿度が高いと、室内に湿った空気を入れてしまい、畳がさらに湿気を吸うためです。

晴れた日や外気が乾いている日は、窓を2か所開けて空気の流れをつくると効果があります。ところが、雨の日、台風前後、梅雨の蒸し暑い日は、窓を開けても乾いた空気は入りません。このような日は、窓を閉めて除湿機やエアコンのドライ機能を使うほうが現実的です。

たとえば、和室に洗濯物を干している場合、雨の日に窓を少し開けるだけでは湿気が逃げきれません。除湿機を使い、扇風機で空気を動かし、押し入れや家具の裏まで風が通るようにしたほうが、畳に湿気がたまりにくくなります。

換気は大切ですが、いつでも窓を開ければよいわけではありません。天気、外の湿度、部屋の使い方を見て、窓を開けるか除湿機を使うかを選ぶことが大切です。


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畳の除湿対策の進め方


畳の除湿は、除湿機を置くだけで終わりではありません。湿度を測る、空気を動かす、畳の下を確認する、家具の置き方を変えるという流れで考えると、再発しにくい環境をつくれます。

とくに現代の住宅は気密性が高く、昔の家のように自然に風が抜けるとは限りません。24時間換気設備がある住宅でも、吸気口を閉じていたり、換気扇を止めていたりすると湿気が逃げにくくなります。畳の調湿性に頼りきるのではなく、部屋全体で湿気を外へ出す仕組みを整えることが大切です。


湿度は50%前後を目安にします

畳の除湿では、湿度を50%前後に保つことを目安にすると管理しやすくなります。湿度が高い状態を長く続けないことが、カビ予防の基本です。

湿度計は、和室の入口付近だけでなく、カビが出やすい壁際や家具の近くにも一度置いてみると違いが分かります。同じ部屋でも、押し入れ側や北側の壁際は湿度が高いことがあります。数字を見れば、除湿機を使うべき時間帯や、風を当てたい場所を判断しやすくなります。

除湿機を使う場合は、部屋の広さに合った能力を選びます。6畳の和室なら小型でも対応できることがありますが、洗濯物を干す、窓の結露が多い、隣の部屋まで湿気が流れる場合は、余裕のある機種のほうがよいでしょう。エアコンのドライ機能も便利ですが、室温が下がりすぎると使いにくいことがあります。

湿度を下げすぎると、畳や木部が乾きすぎる場合もあります。カビが怖いからといって極端に乾燥させるのではなく、50%前後を目安に、季節や部屋の状態に合わせて調整しましょう。


空気の通り道をつくります

畳のカビを防ぐには、空気の通り道をつくることが重要です。湿気は動かない場所にたまりやすく、家具の下、壁際、畳と床板の間はとくに注意が必要です。

すぐにできる方法として、家具を壁から少し離す、畳の上に敷きっぱなしのカーペットを外す、押し入れをときどき開けることが挙げられます。大きな家具を和室に置く場合は、下にすき間があるものを選ぶと空気が流れやすくなります。布団を敷きっぱなしにする習慣も、畳に湿気を残す原因になります。

畳を持ち上げられる場合は、晴れた日に少しだけ畳を浮かせたり、畳の端を数センチずらしたりして、下に風を通す方法もあります。難しい場合は無理をせず、扇風機やサーキュレーターを畳の表面に向けて使うだけでも違いがあります。畳の下にすのこを入れる方法もありますが、段差やきしみ、建具との干渉が出る場合があるため、事前確認が必要です。

除湿は「水分を取る」だけでなく、「湿った空気を動かす」ことでも効果が変わります。風が止まる場所を減らすことが、再発しにくい和室づくりにつながります。


畳の下まで確認しましょう

カビが何度も出る場合は、畳の表面だけでなく畳の下まで確認しましょう。表面を掃除しても再発する原因が、畳裏や床板に残っていることがあるためです。

畳を上げたときに見たいのは、畳裏の黒ずみ、床板の湿り、カビ臭、床板の反りや腐食です。杉板のように湿気を逃がしやすい素材もあれば、合板やコンクリート下地のように湿気がこもりやすい条件もあります。部屋の構造によって、同じ除湿機を使っても効果に差が出ます。

床板が湿っている場合、畳だけを新しくしても再発するおそれがあります。とくに古い住宅、床下の風通しが悪い住宅、北側の和室、結露が多いマンションでは注意が必要です。床下換気、床板の補修、畳床の種類変更などを含めて考える必要があります。

畳を自分で上げるのが不安な場合は、無理をしないほうが安全です。畳は意外に重く、古い畳では持ち上げたときに傷みが出ることもあります。再発を繰り返すときは、畳店に状態を見てもらうと原因を絞り込みやすくなります。


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費用と交換の判断基準


畳のカビ対策にかかる費用は、軽い掃除で済むのか、畳表を替えるのか、畳床ごと新調するのかで大きく変わります。除湿機や清掃用品で済む場合もあれば、床板の補修や処分費が必要になることもあります。

費用を見るときは、目に見える作業代だけでなく、追加で発生しやすい費用まで確認することが大切です。畳を引き上げてみて初めて、床板の傷み、下地の湿気、家具移動の必要性が分かることもあります。


DIYは数千円から始められます

軽いカビや湿気対策なら、DIYは数千円程度から始められます。必要になるのは、湿度計、消毒用エタノール、手袋、マスク、乾いた布、やわらかいブラシ、必要に応じて除湿剤やサーキュレーターです。

本体価格にあたるものは、清掃用品や除湿用品です。湿度計やエタノールは比較的取り入れやすく、まず状態を確認したい人に向いています。除湿機を新しく購入する場合は金額が上がりますが、和室だけでなく洗濯物の乾燥や押し入れの湿気対策にも使えるため、湿気が多い家では役立ちます。

ただし、DIYが向かないケースもあります。カビが広範囲に出ている、黒カビが深く入り込んでいる、強いにおいがある、畳の裏まで広がっている場合は、自分で表面を処理しても根本解決にならないことがあります。作業時に胞子を吸い込む心配もあるため、体調に不安がある人や小さな子どもがいる家庭では慎重に判断しましょう。

DIYは費用を抑えられますが、状態を見誤ると再発して余計に手間がかかります。軽度かどうかを見極めることが、費用を無駄にしない第一歩です。


業者依頼は内容で費用が変わります

畳店や清掃業者に依頼する場合、費用は作業内容によって変わります。清掃、表替え、新調、処分、床板補修では、必要な材料も手間も異なるためです。

一般的な考え方として、表面の清掃や除菌は短時間で済むことがありますが、畳表を替える場合は畳店での作業が必要になります。畳床ごと交換する新調では、古い畳の処分や採寸、新しい畳の製作まで含めて考えます。畳の枚数、素材のグレード、部屋の形、搬出のしやすさでも金額は変わります。

森吉商店では、畳の参考価格として1畳あたり税別で、表替え7,150円から、新調14,350円からの案内があります。素材やグレードによって価格は上がり、熊本麻綿の上物や最高品質の畳表を選ぶ場合は、より高い価格帯になります。新調価格には処分費込みの案内があり、6畳未満では諸経費が別途必要になる場合があります。

業者依頼は費用がかかる一方で、畳の状態を見たうえで、表替えで済むか新調すべきかを判断してもらいやすい点が利点です。カビの原因が部屋の湿気なのか、畳床の傷みなのかを見極めたい人に向いています。


追加費用は事前に確認します

畳のカビ対策では、追加費用が発生することがあります。見積もり前には、畳の本体価格だけでなく、家具移動、処分費、下地補修、出張範囲、諸経費を確認しましょう。

追加になりやすいのは、重い家具の移動、床板の腐食、畳下の補修、遠方への出張、枚数が少ない場合の諸経費です。カビが強い畳では、通常の処分ではなく追加の対応が必要になることもあります。床板が傷んでいる場合は、畳だけでなく大工工事に近い補修が必要になるため、費用は大きく変わります。

森吉商店では、家具移動と見積りが無料と案内されています。和室にタンスや座卓がある家庭にとって、家具移動の扱いは確認したいポイントです。新調では処分費込みの価格が案内されていますが、状態が悪く下地補修が必要な場合は追加料金が発生することがあります。

見積もり時には、カビの写真だけで判断せず、可能なら現地で畳の下まで見てもらうと安心です。あとから費用が増える不安を減らすには、「どこまでが料金に含まれるか」を最初に聞いておくことが大切です。


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森吉商店の湿気対策


畳のカビや湿気が気になるときは、日々の除湿だけでなく、畳そのものの素材選びも大切です。とくに、何度もカビを繰り返している部屋や、手入れを楽にしたい家庭では、防カビに配慮した畳表や、清潔に仕上げる加工を選ぶことで安心感が増します。

有限会社森吉商店は、徳島県阿南市にある畳店で、畳替えだけでなく襖、障子、網戸の張替えまで相談できます。畳表や縁の種類が豊富で、畳床も自社製造に対応しており、部屋の使い方や予算に合わせて提案を受けられる点が特徴です。


防カビ畳表を選べます

森吉商店では、防カビに配慮した国産畳表として「絢葉6」を扱っています。絢葉6は、い草に穀物由来の原料を使って開発された有機酸オリゴマーを浸透させた畳表です。

この畳表は、い草の内部処理と表面処理の2段階で加工されます。加工時に有機酸オリゴマーを施すことで、カビの発生抑制や抗菌、抗ウイルス、退色しにくさに配慮されています。熊本県の限られた農家で生産される国産畳表で、織り上がりのきれいさも特徴とされています。

ただし、防カビに配慮した畳表を選んでも、部屋の湿気が多いままでは管理が不要になるわけではありません。湿度が高い状態、敷物の敷きっぱなし、布団の放置、換気不足が続けば、畳以外の場所にもカビが出る可能性があります。

絢葉6は、天然い草の風合いを大切にしながら、湿気や衛生面にも気を配りたい人に向いています。和室らしい香りや質感を残したいけれど、カビの不安も減らしたい場合に検討しやすい選択肢です。


低温殺菌プレスで清潔に仕上げます

森吉商店には、オリジナルサービスとして「低温殺菌プレス」があります。これは、畳表を70℃で60秒プレスし、畳表を傷めにくい形で、畳表の裏側のダニや雑菌までしっかり退治する仕上げ加工です。

畳のカビ対策では、湿気だけでなくダニや雑菌も気になる人が多いものです。とくに小さな子どもが寝転がる和室、来客用の部屋、長く使った畳をきれいにしたい家庭では、見た目だけでなく衛生面まで整えたいという希望が出やすくなります。

低温殺菌プレスは、日常の除湿や掃除を不要にするものではありませんが、畳替えの仕上げとして清潔さを高めたい場合に役立つ加工です。畳表の裏側まで配慮するため、表面だけの掃除では不安が残る人にも向いています。

一方で、すでに畳床まで湿っている、床板にカビがある、部屋全体に湿気がこもる場合は、加工だけで解決するとは限りません。除湿環境の見直しとあわせて考えることで、より効果を感じやすくなります。


和室まわりもまとめて相談できます

畳のカビや湿気が気になるときは、畳だけでなく和室全体を見直すことも大切です。森吉商店は、畳替えに加えて襖、障子、網戸の張替えにも対応しているため、和室をまとめて整えたい人に向いています。

湿気対策では、風の入口と出口も重要です。網戸が破れていて窓を開けにくい、障子や襖が傷んで部屋の印象が暗い、和室を来客前に整えたいという場合、畳だけ替えても満足度が上がりにくいことがあります。和室を一体で整えると、見た目の清潔感だけでなく、風通しや使いやすさも改善しやすくなります。

森吉商店は、徳島県阿南市に店舗があり、営業時間は8時から17時まで、日曜日も営業と案内されています。徳島県全域から香川県、淡路島まで対応しているため、地域によっては相談しやすいでしょう。畳の状態や対応範囲は事前確認が必要ですが、近隣であれば見積もりから施工まで相談しやすい点は安心材料です。

カビ対策は、掃除だけで終わらせず、素材、部屋の使い方、風通しを合わせて考えると失敗しにくくなります。和室全体を整えたい場合は、畳店にまとめて相談するのも一つの方法です。


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よくある質問


畳のカビと除湿では、掃除の順番、雨の日の換気、除湿機の使い方、交換の判断で迷う人が多くいます。ここでは、日常の対応で間違えやすい疑問をまとめます。


畳のカビに掃除機は使えますか

畳にカビが見えている段階では、最初から掃除機を使わないほうが安心です。排気で胞子が部屋に広がる可能性があるため、まずはカビを処理してから乾燥させる流れにしましょう。

基本は、消毒用エタノールを布に含ませ、畳の目に沿ってやさしく処理する方法です。スプレーを大量に吹きかけると水分が残ることがあるため、必要以上に濡らさないよう注意します。処理後は風を当ててしっかり乾かし、残ったカビをブラシや乾いた布で取り除きます。

掃除機を使うなら、カビが乾いてから、最後の仕上げとして使います。排気が気になる場合は、窓を開けられる晴れた日を選ぶとよいでしょう。HEPAフィルター付きの掃除機なら安心感はありますが、最初に吸わないという順番は変わりません。

小さな子どもや高齢者、アレルギーが気になる人がいる家庭では、無理に自分で作業せず、畳店や清掃業者に相談することも検討してください。


除湿機とエアコンはどちらがよいですか

畳の湿気対策では、除湿機とエアコンのどちらも役立ちます。選ぶ基準は、部屋の温度、湿度の高さ、使う時間、洗濯物の有無です。

除湿機は、湿気を集中的に取りたいときに向いています。和室に洗濯物を干す、押し入れも湿っぽい、雨の日に湿度が下がらない場合は、除湿機のほうが使いやすいことがあります。ただし、水を捨てる手間があり、機種によっては運転音や室温上昇が気になることもあります。

エアコンのドライ機能は、部屋全体を快適にしながら湿度を下げたいときに便利です。夏場の蒸し暑い日には使いやすい一方、気温が低い時期は寒く感じる場合があります。機種によって除湿の方式が異なるため、思ったほど湿度が下がらないこともあります。

おすすめは、湿度計を見ながら使い分けることです。湿度が高い雨の日は除湿機、暑さも気になる日はエアコンのドライ、空気が止まる場所には扇風機やサーキュレーターを加えると、畳に湿気が残りにくくなります。


24時間換気は止めてもよいですか

24時間換気は、基本的には止めないほうがよい設備です。近年の住宅は気密性が高く、換気を止めると湿気やにおいが室内にこもりやすくなります。

畳は湿気を吸いますが、吸った湿気を外へ逃がせなければ、内部に水分が残ります。換気設備を止めたまま、加湿器を使う、洗濯物を干す、窓を閉め切ると、畳だけでなく壁紙、押し入れ、家具の裏にもカビが出ることがあります。

冬は寒さが気になって換気を止めたくなるかもしれません。しかし、止めたことで湿気が増え、結露やカビが出れば、畳替えや補修に費用がかかることがあります。電気代だけで判断せず、住まい全体の湿気を逃がす仕組みとして考えましょう。

吸気口が閉じていないか、フィルターが汚れていないかも確認したい点です。換気扇を回していても、空気の入口がふさがっていると十分に換気できません。畳のカビが続く場合は、換気設備の使い方も見直しましょう。


カビた畳は交換が必要ですか

カビた畳が必ず交換になるわけではありません。表面に軽く出ている程度なら、処理と乾燥、湿度管理で使い続けられる場合があります。

交換を考えたいのは、カビが何度も再発する、畳裏まで黒ずんでいる、畳床が柔らかい、強いにおいがある、床板まで湿っている場合です。畳表だけが傷んでいるなら表替えで済むことがありますが、畳床まで傷んでいれば新調が必要になることがあります。

判断に迷ったら、畳を上げて裏と床板を確認します。自分で持ち上げるのが難しい場合は、畳店に相談するほうが安全です。写真だけでは分かりにくい傷みもあるため、現地確認を受けると、表替え、新調、下地補修のどれが必要か見えやすくなります。

費用を抑えるには、早めに相談することが大切です。軽い段階なら表替えや除湿環境の改善で対応できる可能性がありますが、放置すると床板まで傷んで費用が大きくなることがあります。


畳の上に敷物を置いてもよいですか

畳の上にカーペットやラグを敷く場合は、湿気がこもらないよう注意が必要です。敷きっぱなしにすると、畳と敷物の間に湿気がたまり、カビやダニの原因になることがあります。

どうしても敷きたい場合は、通気性のよいものを選び、定期的にめくって畳を乾かしましょう。滑り止めシートを全面に敷くと空気が通りにくくなる場合があるため、湿気が多い部屋では注意が必要です。布団を畳に直接敷く場合も、毎日上げて風を通すことが大切です。

家具やベッドを置く場合は、脚まわりに空気が流れるかを確認します。湿気が多い和室では、床にぴったり接する収納家具やマットレスはカビの原因になりやすいです。すのこを使う方法もありますが、畳に跡がついたり、段差ができたりすることがあります。

畳は空気に触れてこそ湿気を逃がしやすくなります。見た目や使い勝手だけで敷物を選ぶのではなく、定期的に外せるか、乾かせるかまで考えて選びましょう。


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畳を長持ちさせる習慣


畳のカビを防ぐには、特別な作業を一度するより、湿気をためない習慣を続けることが大切です。湿度計を見る、晴れた日に風を通す、雨の日は除湿機を使う、布団や敷物を敷きっぱなしにしない。こうした小さな積み重ねが、畳の寿命を左右します。


湿気をためない暮らしに整えます

畳を長持ちさせたいなら、和室を「湿気が止まらない部屋」に整えることが大切です。毎日使う部屋ほど空気は動きますが、物置のように閉め切った和室は、気づかないうちに湿気がたまります。

まずは、湿度計を置いて50%前後を目安に管理しましょう。雨の日や梅雨時期は窓を開けるより、除湿機やエアコンのドライ機能を使うほうがよい場合があります。晴れた日は、窓を2か所開けて風の入口と出口をつくると効果的です。押し入れの戸を少し開け、扇風機で空気を送るだけでも湿気のこもり方は変わります。

次に、畳に密着するものを減らします。布団、カーペット、収納家具、段ボールは湿気をためやすいものです。使う場合は、定期的に動かして畳を乾かしましょう。家具を壁から少し離すだけでも、壁際のカビ予防につながります。

カビが出たときは、焦ってこすらず、掃除機を最初に使わず、処理と乾燥を優先します。再発する場合は、畳の下や床板に原因があるかもしれません。早めに畳店へ相談すれば、表替えで済むのか、新調が必要なのかを判断しやすくなります。


畳のカビと除湿の要点

  • 畳のカビ対策は掃除より先に湿度管理が大切である
  • 室内湿度は50%前後を目安にすると管理しやすい
  • 雨の日は窓を開けず除湿機やエアコンを使う判断が必要である
  • カビが見えている状態で最初に掃除機をかけるのは避けるべきである
  • 水拭きだけでは畳に湿気が残り再発しやすい
  • 畳の上に敷物や布団を置きっぱなしにすると湿気がこもる
  • 家具の下や壁際は空気が止まりやすくカビが出やすい場所である
  • 何度も再発する場合は畳の裏や床板まで確認する必要がある
  • 軽いカビならDIYで対応できる場合がある
  • 黒ずみや強いにおいがある畳は専門店への相談が安全である
  • 畳替えの費用は表替えか新調かで大きく変わる
  • 見積もりでは処分費や家具移動や下地補修の有無を確認する
  • 防カビに配慮した畳表は湿気が気になる家庭の選択肢になる
  • 低温殺菌プレスのような仕上げ加工は衛生面を整えたい人に向く
  • 畳のカビと除湿は素材選びと暮らし方の両方で考えるべきである


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